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【中国全人代】習近平主席の盟友・王岐山氏が再登板…対米外交を強力てこ入れ

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【中国全人代】
習近平主席の盟友・王岐山氏が再登板…対米外交を強力てこ入れ

王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記 王岐山・前共産党中央規律検査委員会書記

 【北京=藤本欣也】全人代では国家・政府の主要人事が正式に決定され、2期目の習近平政権が本格始動する。人事の目玉は要職への起用が確実視される習氏の盟友、王岐山・共産党前政治局常務委員(69)だ。昨年、党最高指導部メンバーを退任した王氏の再登板は何を意味するのか。

 王氏は、保守派の長老だった姚依林元副首相を義父に持ち、習氏と同じ太子党に属する。習氏とは文化大革命時代の下放先も同じ陝西省で、1つの布団を分け合って寝たこともあるなど、青春時代に苦楽を共にした仲だった。

 習氏が2012年に総書記に就任すると、党中央規律検査委員会書記として反腐敗闘争を主導し、習氏の政敵らを相次いで摘発、権力基盤固めに貢献した。

 しかし昨年10月の党大会で最高指導部メンバーの政治局常務委員を退任。党の「68歳定年」の慣例に従ったとみられるが、今回の全人代では湖南省代表に選ばれ、引退していないことが判明した。習氏との関係の近さから要職に再起用されるのは確実となっている。

 習氏が2期目の政権で王氏に用意するポストは、国家副主席との見方が強い。党指導部メンバー以外が就任した前例もあり、これまで政治的な権限は大きくなかったが、王氏が就任すれば「別格の国家副主席となる」(外交筋)もようだ。

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