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トランプ氏の輸入制限発動意向に中国反発 中国外務省「国際貿易秩序に重大な影響」対米対抗措置を示唆 

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トランプ氏の輸入制限発動意向に中国反発 中国外務省「国際貿易秩序に重大な影響」対米対抗措置を示唆 

鉄鋼市場で働く労働者=2016年8月、湖北省宜昌市 鉄鋼市場で働く労働者=2016年8月、湖北省宜昌市

 【上海=河崎真澄】トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムの輸入制限を発動する意向を示したことに対し、中国側は経済と政治の両面から反発している。中国外務省の華春瑩報道官は2日の会見で、「国際貿易秩序に重大な影響を引き起こす」と経済問題を強調。対抗措置を示唆している中国商務省の見解を、中国の立場だと説明した。

 中国は貿易面でトランプ政権の発足後から“シグナル”を送り続けてきた。

 中国の昨年の粗鋼生産量は過去最高を記録したが、国内の需要増を背景に鋼材輸出量を前年比30・5%も減らし、一定の配慮を示した。昨年11月には訪中したトランプ氏と、エネルギーや航空機など米中間で総額2535億ドル(約27兆円)もの巨額商談成立を演出していた。

 訪中前に、「巨額でひどい。金額を言うのも恥ずかしい」と対中貿易赤字を強烈に批判していたトランプ氏。習近平政権は“口を封じた”つもりだった。ところが昨年の米中貿易全体では、中国の黒字は2758億ドルと過去最高だった。

 その一方、中国商務省は鉄鋼問題で、「責任は2008年にリーマン・ショックを引き起こして世界経済を低迷させた米国にこそある」などと論理を飛躍させて、混乱を招いている。

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