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ドイツ大連立の二大政党、閣僚ポストで大揺れ 批判続出でメルケル氏ら守勢

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ドイツ大連立の二大政党、閣僚ポストで大揺れ 批判続出でメルケル氏ら守勢

社会民主党(SPD)党首に指名され、記者会見するアンドレア・ナーレス連邦議会(下院)党会派代表(左)と党首辞任を表明したハンブルグ市長のオーラフ・シュルツ氏=13日、独ベルリンのSPD本部(AP) 社会民主党(SPD)党首に指名され、記者会見するアンドレア・ナーレス連邦議会(下院)党会派代表(左)と党首辞任を表明したハンブルグ市長のオーラフ・シュルツ氏=13日、独ベルリンのSPD本部(AP)

 同党は交渉で難民政策などで望む結果を出せなかったが、財務相を含む閣僚配分なども成果に、最後の関門となる20日からの党員投票で承認を得る筋書きを描く。だが、シュルツ氏が党首を退く一方、外相に就く意向を示したことに党内で批判が噴出した。

 理由はメルケル政権には「入閣しない」としていた姿勢をシュルツ氏が翻したため。「政策よりも人事優先」とみられれば、党員投票に悪影響を及ぼす。シュルツ氏は圧力を受け断念したが、新党首選びなどで火種はなおくすぶる。

 11日公表の世論調査では連立支持が社民党の支持者で8割を超え、党員投票の承認には期待がかかる。ただ、最近は両党の合計支持率が5割を割り、別の調査では両党がそれぞれ「国の課題に対処できるか」との質問に、「できる」との回答が同盟で23%、社民党で6%だった。

 連立が実現すれば、大衆迎合主義的な右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)が存在感を増す。同党幹部はメルケル氏らに対し、「自分が助かるために信念を捨てた。連立交渉で(政策の)中身は重要でなかったのだ」と息巻いた。

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