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ロヒンギャ殺害容疑で兵士ら16人捜査 

ミャンマー・ラカイン州の村で治安要員が監視する中、後ろ手に縛られて座るロヒンギャの10人=2017年9月2日(ロイター) ミャンマー・ラカイン州の村で治安要員が監視する中、後ろ手に縛られて座るロヒンギャの10人=2017年9月2日(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】ミャンマー西部ラカイン州で、イスラム教徒少数民族ロヒンギャの男性10人が殺害されたとして、ミャンマー国軍は、関与した疑いのある軍人ら16人への捜査を始めた。地元英字紙ミャンマー・タイムズ(電子版)が12日、伝えた。

 ロイター通信は9日、少年2人を含むロヒンギャ男性10人が昨年9月2日に治安要員に無抵抗のまま殺害される直前の模様として、写真と現地住民の証言を報道。10人は兵士が無差別に選別した無実の市民だったとし、ロヒンギャへの組織的な迫害疑惑を報じた。

 国軍は報道翌日の10日、殺害への治安要員の関与を認めたが、10人は警察施設などを襲撃した武装集団のメンバーで、掃討作戦対象のテロリストの一部だったと主張していた。

 政府報道官は12日、捜査対象は兵士7人、警察官3人、市民6人だと説明。国軍が組織した軍法会議の捜査に従って法的処分を決めるとしている。

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