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【金正男氏殺害1年】
韓国では関心大きく薄れ…風化の一途

裁判所での尋問を終え、警察官と裁判所を出るインドネシア人のシティ・アイシャ被告=1月22日、マレーシアのシャー・アラムの裁判所(AP) 裁判所での尋問を終え、警察官と裁判所を出るインドネシア人のシティ・アイシャ被告=1月22日、マレーシアのシャー・アラムの裁判所(AP)

 北朝鮮の組織的な犯行であることは否定できない事件だが、北朝鮮は、何事もなかったかのように核やミサイルの開発を進めている。平昌五輪に参加し、金正恩氏が妹の金与正(ヨジョン)氏を訪韓させ文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪朝を招請するなど、韓国への接近にも躍起だ。

 韓国では、今回の金与正氏ら北朝鮮代表団の訪韓に反対するデモがあったが、その現場でさえ、金正男氏殺害を非難する声は聞かれない。韓国外国語大学碩座(せきざ)教授の尹徳敏(ユン・ドクミン)氏は「韓国国民は日常的に北朝鮮が起こす問題には慣れている。平昌五輪をめぐる北朝鮮の問題で、今はそれどころではない」と現実を語る。

 北朝鮮のロイヤルファミリーをめぐる冷酷な暗殺事件は、非情にも過去の出来事として、朝鮮半島の南側でも風化の一途をたどっている。

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