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中国外務省会見場の地図にも「尖閣」なし 無印良品の処分理由は“言いがかり”

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中国外務省会見場の地図にも「尖閣」なし 無印良品の処分理由は“言いがかり”

中国外務省の会見場に設置された世界地図=1月31日、北京市 中国外務省の会見場に設置された世界地図=1月31日、北京市

 日本の良品計画(東京都)が運営する無印良品のカタログが中国当局から「地図に釣魚島(尖閣諸島の中国側名称)が掲載されていない」などと指摘され廃棄処分を受けた問題で、この地図は大まかな世界地図で沖縄諸島なども掲載されておらず、中国側の主張には適さないことがわかった。中国外務省の会見場に設置された世界地図にも尖閣諸島(沖縄県石垣市)などの記載はなく、事実上の“言いがかり”であることが浮き彫りとなった。

 中国の国家測量地理情報局は、中国が領有権を主張する尖閣諸島などが地図に記載されていないと主張。良品計画によると、地図は世界各地の無印良品の店舗数を示すのが目的で、日本のカタログに掲載した地図を中国語に翻訳したものだった。

 中国の地図管理条例は「社会に公開する地図」は行政部門の審査を受ける義務があると規定しているが、中国外務省の会見場に設置されている世界地図には尖閣諸島や沖縄諸島などの記載がない。産経新聞が1日の会見でただしたところ、同省の華春瑩報道官は「技術的で専門的な問題は国家測量地理情報局に聞いてほしい」と述べるにとどめた。(北京 西見由章)

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