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「鉄の女」銅像には「ハンドバッグ」が必要 国会議事堂前広場への設置案却下

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「鉄の女」銅像には「ハンドバッグ」が必要 国会議事堂前広場への設置案却下

ハンドバッグを携えた英国のサッチャー元首相=1991年9月5日 ハンドバッグを携えた英国のサッチャー元首相=1991年9月5日

 【ロンドン=岡部伸】英国の元首相、サッチャー氏の銅像をロンドン中心部の国会議事堂前広場に設置する計画が地元自治体のウェストミンスター区から26日までに却下された。銅像のデザインに同氏が常に携帯したハンドバッグがなく、遺族が反対したため。ハンドバッグは「鉄の女」と呼ばれた信念の強さの象徴だった。

 国会議事堂前広場にはチャーチル元首相はじめ、南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)政策撤廃を主導したマンデラ元同国大統領など世界の指導者の銅像がある。

 昨年、ここに30万ポンド(約4600万円)をかけてサッチャー氏の銅像を設置する計画が浮上。同氏に私淑するメイ首相も後押しし、慈善団体「パブリック・メモリアルズ・アピール」が、上院議員が着用するローブをはおった銅像案を提示したところ、サッチャー氏の遺族から「ハンドバッグを手にしていないのは不自然」との反対意見が出た。

 ウェストミンスター区は「銅像設置は賛成だが、遺族の支持が必要だ」として、現状での銅像設置は不適切と判断した。慈善団体は今後、新たな銅像案を検討する。

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