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【平昌五輪】協議はすっかり北朝鮮ペース 芸術団の派遣優先させた思惑、韓国でもイメージ戦略展開

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【平昌五輪】
協議はすっかり北朝鮮ペース 芸術団の派遣優先させた思惑、韓国でもイメージ戦略展開

芸術団派遣に関する南北協議に北朝鮮側代表として出席したヒョン・ソンウォル氏(左)と首席代表のクォン・ヒョクボン氏=15日、板門店(韓国統一省提供・聯合=共同) 芸術団派遣に関する南北協議に北朝鮮側代表として出席したヒョン・ソンウォル氏(左)と首席代表のクォン・ヒョクボン氏=15日、板門店(韓国統一省提供・聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮は、平昌五輪参加をめぐる最初の実務協議について芸術団派遣に特化した協議を要求した。音楽公演を国威発揚に活用してきた金正恩朝鮮労働党委員長が、韓国での公演を対外“イメージ戦略”の柱にしようとする思惑がのぞく。韓国は主導権を握られ、北朝鮮ペースに巻き込まれている。

 「芸術団訪問は内外の大きな関心と期待を集めている」。協議の韓国側首席を務めた文化体育観光省の李宇盛(イ・ウソン)文化芸術政策室長は15日、協議前にこう述べた。

 言葉通り、北朝鮮の芸術団派遣が韓国で五輪をめぐる主要ニュースとして急浮上した。特に注目を集めたのが、協議の北朝鮮側代表の一人、玄松月(ヒョン・ソンウォル)氏が団長を務める女性音楽グループ「牡丹峰(モランボン)楽団」だ。

 金正恩政権発足直後の2012年に結成された同楽団は、初公演でメンバーがミニスカートにハイヒール姿で登場。米映画『ロッキー』のテーマ曲などを披露したほか、ミッキーマウスに似た着ぐるみも舞台に現れ、金委員長の“開放性”を示すものだとして、韓国内外の話題をさらった。

 玄氏は昨年10月、党中央委員候補にも抜擢された。

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