産経ニュース

【あめりかノート】米中関係が険悪になると二階氏が訪中…その裏に潜む危険 ワシントン駐在客員特派員・古森義久

ニュース 国際

記事詳細

更新

【あめりかノート】
米中関係が険悪になると二階氏が訪中…その裏に潜む危険 ワシントン駐在客員特派員・古森義久

記念撮影を終え中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博幹事長=2017年12月28日、北京の人民大会堂(代表撮影) 記念撮影を終え中国の習近平国家主席(右)と握手する自民党の二階俊博幹事長=2017年12月28日、北京の人民大会堂(代表撮影)

 注視すべきなのは、またまたこの時点でも米国のトランプ政権が新たな国家安全保障戦略で中国と対決する構えをみせ、日本との同盟の絆を強める姿勢を固めている点である。中国が日本との「友好」や「対話」の笛を吹き、日本を軟化させて、米国との歩調を崩させようと意図する要件が整っているわけだ。そのために中国の政策にはまず反対しない親中の有力者の二階氏に頼ることはごく自然にみえる。

 中国のこうした融和作戦の危険は真の対日政策が決して変わっていない点にある。歴史を使っての「抗日」の名の下での反日政策、そして尖閣諸島周辺の日本領海に侵入を重ね、同諸島を軍事力ででも奪取しようとする侵略政策がその主体なのだ。二階氏は中国側に対して、そうした敵対性の強い対日政策への批判を述べることは今回もまたなかったようである。

 (ワシントン駐在客員特派員)

「ニュース」のランキング