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【国際情勢分析】まるで高利貸し “借金のカタ”でスリランカの港を奪った中国のやり口とは

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【国際情勢分析】
まるで高利貸し “借金のカタ”でスリランカの港を奪った中国のやり口とは

2017年11月9日、スリランカ議会で18年予算について説明するサマラウィーラ財務相(ロイター) 2017年11月9日、スリランカ議会で18年予算について説明するサマラウィーラ財務相(ロイター)

 インドのシンクタンク、オブザーバー研究財団のサティヤ・ムールシー上級研究員は同紙に「中国への債務を縮小させるための対価は、スリランカが少なくしようとした債務負担よりも高くつくだろう」と述べた。

 スリランカと関係の深い地域大国インドの警戒心は強く、印シンクタンク、カーネギー・インドのコンスタンティーノ・ザビエル研究員は「インドは自国の戦略的裏庭で、中国の攻勢に圧倒されている」と指摘している。

 インドは一帯一路構想への根強い不信感を抱えており、17年5月に北京で開かれた一帯一路に関する国際協力サミットフォーラムを主要国で唯一、ボイコットした。

 当時、外務省報道官は「支えきれない債務負担を地域に作り出す事業は行わないようにするという財務上の責任の原則に従うべきだ」と述べ、中国がスリランカに高金利で港湾整備資金を貸し付け、債務返済で困窮させていることなどを暗に批判している。

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