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要衝・紅海に大国続々進出 露、トルコが米仏に対抗 中国基地も稼働

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要衝・紅海に大国続々進出 露、トルコが米仏に対抗 中国基地も稼働

 一方、トルコのエルドアン大統領は同月、スーダンを訪れ、オスマン帝国時代に栄えたスアキン港の再建などを手がける総額6億5千万ドルのプロジェクトを行うことで合意。軍艦も停泊でき、「あらゆる軍事協力」(スーダン外務省)が可能になるとされる。

 ジブチには旧宗主国フランスが広大な軍事基地を持つほか、米軍も4千人規模が駐留する基地を保有。中国の基地の稼働開始に加え、昨年1月にはサウジアラビアが軍事基地建設で合意したとの情報も出た。

 米国は昨年8月、エジプトの人権抑圧に対する懸念から、3億ドル近い軍事・経済支援の中止もしくは延期を表明し、両国の関係にすきま風が吹いていた。スーダンのバシル氏には戦争犯罪や人道に対する罪などで国際刑事裁判所(ICC)が逮捕状を出している。

 ロシアとトルコには、米国との関係が不調な国に軍事協力や原発建設などで接近し、紅海への足場を確保する狙いがうかがえる。

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