産経ニュース

【ロヒンギャ問題】ロヒンギャ難民、23日からミャンマー帰還へ 政府が受け入れ、就労も許可…市民権は認めず

ニュース 国際

記事詳細

更新

【ロヒンギャ問題】
ロヒンギャ難民、23日からミャンマー帰還へ 政府が受け入れ、就労も許可…市民権は認めず

コメの配給を待つイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民=昨年12月25日、バングラデシュの難民キャンプ(ロイター) コメの配給を待つイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民=昨年12月25日、バングラデシュの難民キャンプ(ロイター)

 第1陣の帰還者には、約450人のヒンズー教徒も含まれ、海路で帰還させる。同教徒の一部は「ロヒンギャに拉致され、バングラデシュに連行された」と主張。ミャンマー政府は、ARSAの被害者としてヒンズー教徒難民に光を当てる思惑もありそうだ。

 ミャンマー政府は、国境近くに収容施設を2カ所設置し、身元確認作業などを行う。また、難民が発生したラカイン州北部に帰還者用の居住施設を用意する。帰還したロヒンギャには就労許可証も発行して賃金収入を得られる機会も提供し、国連などが求める「持続的な帰還」につなげる狙いだ。

 ただ、ミャンマー政府は、ロヒンギャ難民が求めている市民権付与などは、認めない姿勢を堅持している。バングラデシュ側が希望する1年以内の帰還の完了時期についても見通しは示していない。23日からの帰還作業が、予定通り進むかは不透明だ。

「ニュース」のランキング