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【ロヒンギャ問題】ロヒンギャ10万人のミャンマー帰還を1月中に開始へ 帰還拒否で調整難航も

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【ロヒンギャ問題】
ロヒンギャ10万人のミャンマー帰還を1月中に開始へ 帰還拒否で調整難航も

25日、バングラデシュの難民キャンプで、コメの配給を待つイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民(ロイター) 25日、バングラデシュの難民キャンプで、コメの配給を待つイスラム教徒少数民族ロヒンギャ難民(ロイター)

 【ニューデリー=森浩】ミャンマー西部ラカイン州からイスラム教徒少数民族ロヒンギャが隣国バングラデシュに大量に流入している問題について、バングラデシュ政府は30日までに、難民のうち10万人が1月中に本国への帰還を開始できる見込みであることを明らかにした。ただ、ミャンマーに戻ることを拒否する難民も多く、順調に手続きが進むかは不透明だ。

 英字紙ダッカ・トリビューンなどが伝えた。両政府は11月23日にロヒンギャの平和的な帰還で合意し、方法などを協議していた。

 バングラデシュのオバイドゥル・カデル運輸相によると、今月29日に第1陣となる10万人分のリストをミャンマー側に手渡したという。バングラデシュ政府は難民を記録したデータベースを作成済みで、2016年以降にバングラデシュに移り住んだロヒンギャが帰還の対象となる見通し。

 同問題では、8月25日にラカイン州で治安部隊がロヒンギャ集落に攻撃を開始。国連によると、8月下旬以降、約65万5千人(今月28日現在)がバングラデシュに流入している。

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