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芸術か、わいせつか論議 NY、バルテュスの少女画

米ニューヨークのメトロポリタン美術館で、故バルテュス氏の「夢見るテレーズ」を鑑賞する人たち=7日(ゲッティ=共同) 米ニューヨークのメトロポリタン美術館で、故バルテュス氏の「夢見るテレーズ」を鑑賞する人たち=7日(ゲッティ=共同)

 米ニューヨークのメトロポリタン美術館に展示されている著名画家、故バルテュス氏による少女の下着が見える構図の絵画が芸術か、わいせつかを巡り論議を呼んでいる。いかがわしいとして撤去を求める署名活動が進むが、美術館は表現の自由を理由に拒否している。

 米国ではハリウッド映画界の大物プロデューサーのセクハラ疑惑発覚を機に自らの被害体験を証言する動きが広がっており、わいせつ性への意識の高まりも撤去要求の背景にありそうだ。

 バルテュス氏はフランス人で「20世紀最後の巨匠」とされた。絵画は代表作の一つで1938年の「夢見るテレーズ」。目を閉じて椅子に座る少女が片膝を上げてスカートの中の下着が見える姿勢を取っている。

 オンラインで署名活動を始めた女性ミア・メリルさんは「美術館が誇らしげにこのような絵を展示しているのは不快だ」として撤去するか説明文を添えるよう要求。23日時点で全米の女性を中心に1万1500人を超す署名が集まった。(共同)

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