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ペンス米副大統領がイスラエルなど訪問へ エルサレム首都認定を説明

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ペンス米副大統領がイスラエルなど訪問へ エルサレム首都認定を説明

 【ワシントン=加納宏幸】ペンス米副大統領は19~23日、エジプト、イスラエル、ドイツの3カ国を訪問する。イスラエルでは、トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定し、テルアビブにある米大使館の移転を表明したことを説明し、引き続き中東和平交渉の再開を目指す考えを伝えることにしているが、パレスチナ自治政府は反発しており、抗議行動の激化も予想される。

 ペンス氏は20日にエジプトのシーシー大統領、21日にイスラエルのネタニヤフ首相とそれぞれ会談し、同日にはイスラエル国会で演説する。米国はエジプトと北朝鮮の協力関係を問題視しており、米政府高官によると、ペンス氏はシーシー氏との会談で北朝鮮を孤立させるため一層の取り組みを求める考えだ。

 この後、イスラエルに移り、エルサレムで旧市街のユダヤ教聖地「嘆きの壁」を訪れる。キリスト生誕の地とされるパレスチナ自治区ベツレヘムへの訪問やパレスチナ自治政府のアッバス議長との会談も予定されていたが、トランプ政権の決定に反発するパレスチナ側が拒否した。

 高官は、ペンス氏のエルサレム訪問は「イスラエルへの強い支援と両国関係の重要性を示す」ためだと強調し、トランプ氏の決定を推進する狙いがあると強調した。一方、中東和平を目指す考えに変更はないとしながらもパレスチナ側に「冷却期間」が必要であると認め、適切な時期に交渉に応じるよう促した。

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