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【シリア情勢】シリア上空で米軍機がロシア機に警告の発光弾 米露の偶発衝突の危険高まる

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【シリア情勢】
シリア上空で米軍機がロシア機に警告の発光弾 米露の偶発衝突の危険高まる

 【ワシントン=黒瀬悦成】ロイター通信によると、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦で米軍主導の有志連合がシリア東部上空に設定していた活動空域に14日、ロシア軍のスホイ25攻撃機が突然進入し、同空域にいた米軍のF22戦闘機2機が空中衝突を避けるため発光弾「フレア」を発射して警告した。

 米軍当局者が同通信に語ったところでは、現場はユーフラテス川東岸の東部アブカマル付近の上空で、F22は地上での「シリア民主軍」(SDF)と米軍による掃討作戦を上空から支援していた。

 ロシア軍とアサド政権軍はユーフラテス川西岸で作戦を展開し、米露機は作戦空域を住み分けてきたが、イスラム国の敗走により戦場が縮小し、米露の軍用機がニアミスする恐れが拡大。米軍によるとロシアは先月上旬以降、1日に6~8回も東岸上空に進入を繰り返しており、偶発的な衝突が起きる危険が増大している。

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