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【岡部伸の新欧州分析】「英中蜜月」修正→21世紀の「日英同盟」? 日本とイギリス急接近のワケ

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【岡部伸の新欧州分析】
「英中蜜月」修正→21世紀の「日英同盟」? 日本とイギリス急接近のワケ

夕食会で英国のメイ首相(奥左)と乾杯する安倍首相(右)=8月31日午後、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影) 夕食会で英国のメイ首相(奥左)と乾杯する安倍首相(右)=8月31日午後、東京・元赤坂の迎賓館(代表撮影)

 1世紀あまり前、帝政ロシアの南下を防ぐため結ばれた「日英同盟」(1902~23年)復活に向けた防衛と安全保障協力などの動きが加速している。物品役務相互提供協定(ASCA)や次世代ステルス戦闘機での技術協力に続き、14日にロンドンで開く外務・防衛担当閣僚級会議(2プラス2)では、戦闘機に搭載する新型空対空ミサイル(AAM)の共同開発で合意する見通しだ。欧州連合(EU)離脱を選択した英国が「孤立」への懸念から、米国の同盟国という共通点を持つアジアの准同盟国、日本に急接近している。

加速する安保協力

 日英両政府は1月、自衛隊と英軍が物資を相互に提供し合うACSAに署名した。日本にとっては、米国、オーストラリアに続き3カ国目。日英は国連平和維持活動(PKO)や共同訓練、災害救援活動で食料や燃料、弾薬などを相互提供などが可能になる。

 続いて3月、次世代ステルス戦闘機開発に関して機密を含む情報交換を可能とする技術協力に向け、米国以外の国で初めて英国と共同研究する覚書を締結。戦闘機開発を検討中の英国と情報共有して共同開発の可能性を模索している。英国側は日本の高性能のレーダー技術に関心を寄せる。

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