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【仙台「正論」懇話会】講演要旨 プーチン外交の行動様式に3つの特徴 

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【仙台「正論」懇話会】
講演要旨 プーチン外交の行動様式に3つの特徴 

 3つ目は「ホテル泥棒外交」と呼ばれる隙間戦術だ。金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長が2013年に中国とのパイプの太い叔父の張(チャン)成(ソン)沢(テク)氏を粛正したことなどで中国と北朝鮮の間にかすかな隙間があいた。ロシアはその隙間に入っていく。

 プーチン外交が成功している理由として、長期政権でプーチン氏が外交のベテランになっていることや、準独裁政治とも呼べるようなプーチン氏への権力集中などが挙げられる。

 こうしたロシアに日本はどう対応すべきか。日本がロシアに北方領土を奪われた経緯と、ロシアによるクリミア半島併合の経緯は似ている。日本はウクライナとスクラムを組んで、ともに固有の領土を取り戻す戦線に立つべきだ。

 日本人はもう少しロシアに関心を持つべきだ。日本人には北方領土問題について諦めムードや倦(けん)怠(たい)感(かん)がある。日本人は気が短いが、ロシア人は気の長い民族だ。粘り強く取り組む必要がある。ロシアが隣国であるのは運命だ。危険とともに生きるしかない。

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