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史上最高額落札のダビンチ作品 落札者はサウジ王子

レオナルド・ダビンチの油絵「サルバトール・ムンディ」=10月24日、ロンドン(AP) レオナルド・ダビンチの油絵「サルバトール・ムンディ」=10月24日、ロンドン(AP)

 【ニューヨーク=上塚真由】米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は6日、11月に巨匠レオナルド・ダビンチが描いたキリストの肖像画を美術品として史上最高額の約4億5千万ドル(約506億円)で落札したのは、サウジアラビアのバデル王子だったと報じた。

 落札された肖像画は「サルバトール・ムンディ」(世界の救世主)。競売会社、クリスティーズによると、現存するダビンチの絵画は20点に満たず、個人が所有する唯一の作品として、落札者にも注目が集まっていた。

 バデル王子は、美術品収集家の間では全く知られていなかったが、ムハンマド皇太子と同年代で、友人関係にあるという。ムハンマド皇太子は、汚職に関与した有力王族や現職閣僚の拘束を主導するなど、王位継承に備えた権力基盤の強化が進んでいるとみられている。

 一方、パリのルーブル美術館の海外別館で、アラブ首長国連邦(UAE)にある「ルーブル・アブダビ」は6日、ツイッターで落札された肖像画が同館に移送されると公表。移送の経緯は不明だが、ムハンマド皇太子はUAEの王族と親密な関係にあるという。

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