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【中国探訪】習近平政権は世界遺産も「愛国」「祖国統一」に使う! 中台最前線のコロンス島に異変あり?

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【中国探訪】
習近平政権は世界遺産も「愛国」「祖国統一」に使う! 中台最前線のコロンス島に異変あり?

手前がコロンス島、対岸がアモイの街並み(藤本欣也撮影) 手前がコロンス島、対岸がアモイの街並み(藤本欣也撮影)

 館外には中国共産党中央宣伝部などから「愛国主義教育」「国防教育」の拠点に指定されたことを示すプレートが掲げられていた。

 その脇には、習主席の過去5年の実績を記した掲示板があり、「一国二制度を実践し祖国統一を推進する」などと記されている。

 島の展望台からは台湾の小金門島が見渡せた。直線距離で約10キロ。一帯は、中国と台湾の境界に近い最前線に位置しているのだ。

 1958年には実際に砲撃戦が繰り広げられていた。

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 58年8月23日、毛沢東はアモイなど中国本土の沿岸部から、台湾側の金門島、小金門島に激しい砲撃を浴びせた。砲撃は40日以上続き、47万発もの砲弾を撃ち込んだとされる。

 金門島の住民たちは何と、その砲弾から包丁を作り、「金門包丁」として島の名産品にしてしまった。

 中国側の砲撃拠点の一つ、福建省大嶝島に基地跡がある。アモイのすぐ隣の同島からは目の前に台湾の金門島がはっきり見えた。最短距離約1・8キロ。

 海岸近くに、12キロ先まで届くという直径約3メートルの巨大スピーカーが設置されている。案内板には「世界最大の軍事放送ラッパ」とあり、かつて金門島に向かって政治宣伝を行っていた。

 海岸には、巨大な紅い文字の看板が並んでいた。『一国両制統一中国』とある。一国両制とは、香港やマカオに適用されている一国二制度のことだ。課外活動に訪れた小学生たちが記念撮影に興じていた。

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