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【平昌五輪】賄賂、検体すり替え、不審死…とどまらない露の疑惑 

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【平昌五輪】
賄賂、検体すり替え、不審死…とどまらない露の疑惑 

   

 【モスクワ=黒川信雄】ロシアの組織的ドーピング疑惑は2014年12月、ドイツ公共放送でシカゴ・マラソン女子3連覇のショブホワらが国ぐるみの薬物違反の実態を証言したことをきっかけに、国際的な注目を集めた。

 世界反ドーピング機関(WADA)の第三者委員会は15年11月、露陸上界でのドーピング横行の実態を暴露する調査報告書を公表。選手の検体すり替えや、薬物違反を隠すための賄賂の使用なども指摘された。隠蔽にロシア連邦保安局(FSB)が関与していた可能性も浮上した。

 WADAは15年11月、ロシア反ドーピング機関(RUSADA)を「不適格組織」に認定。12月にはRUSADA幹部らが総辞職した。直後の16年2月にはRUSADAの幹部2人が相次ぎ不審死しており、一連の問題との関連をめぐり臆測を呼んだ。

 16年5月には第三者委の報告書で、隠蔽工作の「中心人物」と指摘されたロドチェンコフ氏が米メディアに、ソチ冬季五輪でのロシアの不正の実態を暴露。多数のロシア人選手に禁止薬物を与えたり、100以上の尿検体をすり替えたことなどを明かしていた。

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