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メキシコ国境に「見えない壁」? トランプ政権で国境からの不法入国が大幅減

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メキシコ国境に「見えない壁」? トランプ政権で国境からの不法入国が大幅減

トランプ米大統領(AP) トランプ米大統領(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】国境警備などを統括する米国土安全保障省は5日、不法移民の厳格な取り締まりを実施しているトランプ政権が発足した今年1月以降、南西部メキシコ国境からの不法入国が大幅に減り、米国内での不法移民の逮捕者数は急増したと発表した。同省は、不法移民に厳しい姿勢を取る同政権の政策による「明らかな成果だ」と強調した。

 2017米会計年度(16年10月~17年9月)に国境警備当局に逮捕された不法入国者は約31万人で前年度比23・7%の減少。特にトランプ大統領が就任した1月から4月にかけて大幅に減り、同月は過去最低レベルになったとしている。

 不法移民の逮捕者数も政権発足後から年度末までで前年度を40%上回り、特に、不法移民で構成されるギャング・グループの逮捕者数は83%増加した。

 ただ、不法入国の大幅な減少により、トランプ氏が公約しているメキシコ国境への「壁」建設は必要がないとの声も出ている。

 これに関連し、上院は5日の本会議で、ケリー大統領首席補佐官の後任として国土安全保障長官に指名された女性のキルステン・ニールセン氏(45)の人事を承認した。

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