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【米エルサレム首都認定】内向きトランプ流が火種 国内優先主義が反発を招く

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【米エルサレム首都認定】
内向きトランプ流が火種 国内優先主義が反発を招く

トランプ米大統領(AP) トランプ米大統領(AP)

 また、パレスチナ自治政府が将来の首都と位置づける東エルサレムについても「パレスチナの支配地域だ」と述べ、エルサレム全体がイスラエルの首都だとするイスラエル政府の立場を追認したわけではないとの認識を打ち出した。

 シリアやレバノンなど中東や北アフリカでのイランの脅威をにらんで多くのアラブ諸国がイスラエルへの接近姿勢を強める中、今回の措置をアラブ諸国が受け入れ、自治政府も結果として追認するとの計算もあったとみられる。

 しかし現実には、ティラーソン国務長官やマティス国防長官が懸念していたとされる通り、中東各地で反発が噴出。クシュナー氏が主導する中東和平交渉は頓挫する公算が大きいとの見方が強まっている。

 また、米メディアによると、米情報機関は今回の措置がパレスチナやイスラム過激派による反イスラエル闘争に火をつける可能性が高いほか、中東での米国権益がテロ攻撃の標的にされかねないとの情勢認識を強めているという。

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