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タイ、前国王の服喪期間終了 続く政治漂流…暫定軍事政権解除は「未定」

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タイ、前国王の服喪期間終了 続く政治漂流…暫定軍事政権解除は「未定」

5日、バンコクの王宮前広場にある前国王の火葬式施設には、多くの国民が追悼に訪れた(吉村英輝撮影) 5日、バンコクの王宮前広場にある前国王の火葬式施設には、多くの国民が追悼に訪れた(吉村英輝撮影)

 今年4月に交付された新憲法は、民政復帰後の5年間を移行期間とし、上院の公選制を廃止し軍の任命制にする。下院もタクシン派復権を警戒し、大政党が単独過半数を獲得するのが困難な選挙制度とした。

 軍主導の暫定政権は先月、内閣改造を実施し、国営石油元社長を入閣させるなど経済政策をテコ入れ。日系企業からは「軍政が長期化しても問題はない。むしろ安定が期待できる」との声も漏れる。

 プラユット暫定首相は先月8日、軍の政治関与の是非などについて、国営放送を通じ国民に問い掛けた。本人が正式首相に就任する「軍人政党」設立の動きともとれる。

 クーデター後から政治活動の禁止が続いているが、解除時期は「未定」のまま。タクシン氏に続き、妹のインラック前首相まで国外逃亡に追い込まれたタクシン派は、十分な選挙準備期間が確保できないと反発を強めており、不満が噴出する事態も予想される。

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