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【カタルーニャ問題】自治停止のカタルーニャ州、選挙戦始まる 独立派優勢も議席減か

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【カタルーニャ問題】
自治停止のカタルーニャ州、選挙戦始まる 独立派優勢も議席減か

スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン前州首相(ロイター) スペイン・カタルーニャ自治州のプチデモン前州首相(ロイター)

 【パリ=三井美奈】独立問題に揺れるスペイン東部カタルーニャ自治州で5日、21日の州議会選に向けた選挙戦が始まった。ベルギー逃亡を続けるプチデモン前州首相を支える独立派が過半数を獲得できるかが最大の争点。世論調査では独立派が優勢だが、議席を減らすと予想されている。

 選挙にはプチデモン前州首相、司法当局に身柄拘束されたジュンケラス前州副首相が、それぞれの独立派勢力を率いて立候補した。プチデモン前首相は4日深夜に州都バルセロナで始まった支持者集会でビデオを通じて演説し、「(中央政府への)服従か否かの選択だ」と支持を訴えた。

 4日発表の世論調査によると、州議会(定数135)選では独立派が計66~67議席、反独立派が59~60議席を獲得の見込み。独立派は解散前の72議席を下回りそうだ。過去1カ月間、世論調査の予想はほぼ変わっておらず、独立、反独立両派とも過半数に届かない可能性が強まっている。

 今回の選挙は中央政府が10月27日、州自治権停止の決定に伴い、実施を宣言した。ベルギーの裁判所は14日、スペインの逮捕状に基づき、プチデモン前首相の身柄引き渡しの是非を判断する予定。

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