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【北朝鮮情勢】実戦さながら 米韓大規模空軍訓練で対北圧力 24時間作戦、精密攻撃…心理的効果も

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【北朝鮮情勢】
実戦さながら 米韓大規模空軍訓練で対北圧力 24時間作戦、精密攻撃…心理的効果も

 【ソウル=名村隆寛】米韓両軍が4日に開始した合同空中訓練「ビジラント・エース」は、約230機の航空機を投入した「史上最大規模」(韓国軍)であるだけでなく、24時間の作戦継続や精密攻撃が盛り込まれている。かつてない実戦さながらの訓練は北朝鮮に一層の圧力をかけている。

 訓練に動員されるのは、最新鋭ステルス戦闘機F22、F35A、F35B、F15C、F16のほか、電子戦機EA18G、戦略爆撃機B1など。米軍のF22が6機同時に韓国に展開するのは初めてで、ステルス機だけで24機が参加する。

 「見えない戦闘機」であるF22は北朝鮮の防空網を突破し、狙った重要施設のピンポイント攻撃が可能だ。かつてF22が朝鮮半島に展開した際、金正恩朝鮮労働党委員長の動静が伏せられるなど警戒を強めた。

 米空軍は今年、戦闘機を軍事境界線の南側ギリギリまで飛行させる訓練をした。今回も軍事境界線付近に集中配備されている北朝鮮の野砲やロケット砲の破壊、弾道ミサイルの移動式発射台の攻撃を想定した訓練を実施。北朝鮮特殊部隊の海上からの侵入を阻止する訓練も行われる。

 訓練は韓国とその上空で行われているが、米軍機の多くは日本やグアムから飛来する。F35Bなどは在日米軍基地から出動して韓国上空に迅速に展開後、そのまま基地に戻る。対北空軍力が韓国だけでなく、日米に控えていることを北朝鮮側に強く誇示する。

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