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【北ミサイル】米国が折れるまで一歩も引かず 在韓米軍撤退狙い続く神経戦

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【北ミサイル】
米国が折れるまで一歩も引かず 在韓米軍撤退狙い続く神経戦

北朝鮮の弾道ミサイル発射を報じる韓国のテレビ画面=29日(共同) 北朝鮮の弾道ミサイル発射を報じる韓国のテレビ画面=29日(共同)

 【ソウル=名村隆寛】新型の大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15」発射に踏み切った北朝鮮は「国家核戦力完成の歴史的大業、ミサイル強国の偉業実現」を政府声明で宣言した。核・ミサイル開発で米国に譲歩せず、あくまでも核保有を認めさせる構えだ。

 今回のミサイル発射について韓国では、朝鮮半島周辺に展開していた米原子力空母が離れた時期を選んだとの見方が支配的だ。日米韓などの警戒が続くなか“沈黙”を続けた北朝鮮は、ミサイル技術を向上させ発射のタイミングをうかがっていた。

 北朝鮮は過去最高の高度の発射により、米本土に届くというミサイル能力の向上を米韓などに誇示。同時に初めて未明の発射で、24時間いつでも発射可能な奇襲能力を見せつけた。

 米国の強硬姿勢に対し武力挑発や恫喝を繰り返している北朝鮮は、朝鮮半島での武力衝突に反対する韓国の世論状況を把握し、現段階で米国がうかつに手出しはできないと考えているようだ。

 国際社会から制裁を受けている北朝鮮がこのままでは、経済的にさらに苦境に追い込まれることは必至。だが、金正恩政権は人民を見捨てても、米国が折れるまで核・ミサイル開発は放棄しない構えだ。政権の維持、生き残りへの唯一の道とみなしている。

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