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【北ミサイル】「日米同盟の抑止力強化を」 佐藤行雄元国連大使インタビュー

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【北ミサイル】
「日米同盟の抑止力強化を」 佐藤行雄元国連大使インタビュー

元国連大使の佐藤行雄氏=東京都港区(飯田英男撮影) 元国連大使の佐藤行雄氏=東京都港区(飯田英男撮影)

 北朝鮮による核・ミサイルの挑発に、米国の「核の傘」に依存する日本は何をなすべきか-。

 安全保障や軍備管理にからむ外交交渉に長年携わってきた佐藤行雄元国連大使(78)が産経新聞とのインタビューに応じ、北の核の脅威が現実となった今こそ、米国が日本に提供する「拡大抑止」の実効性と信頼性が試されていると指摘。日本は防衛力整備と米国との緊密な防衛協力を通じて「日米同盟の抑止力」の強化に努力すべきだと強調した。(渡辺浩生)

 佐藤氏は今年7月、日本の抑止戦略の変遷と提言をまとめた「差し掛けられた傘 米国の核抑止力と日本の安全保障」(時事通信社)を出版。25日に日本防衛学会「猪木正道賞」特別賞を受賞した。

 著作には、佐藤氏が外務省の報道課員だった1966(昭和41)年2月、当時の椎名悦三郎外相が「日本は米国の核の傘に入っているのか」という質問に対して、「傘は差し掛けられることもある」と答えたエピソードが紹介されている。

 佐藤氏は「核の傘は米側の意図によるもので、日本が頼んだものではない」という長年日本人に染み着いた意識が椎名氏の言葉に表れているとし、それが著作のタイトルにもなった。

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