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【北ミサイル】北朝鮮、新型ICBM発射 青森沖EEZ落下 高度4500キロ「火星15」 北「米本土攻撃できる」主張

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北朝鮮、新型ICBM発射 青森沖EEZ落下 高度4500キロ「火星15」 北「米本土攻撃できる」主張

11月29日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した金正恩朝鮮労働党委員長。新型のICBM「火星15」の発射実験に成功したとする政府声明を発表した(共同) 11月29日、北朝鮮の朝鮮中央テレビが放映した金正恩朝鮮労働党委員長。新型のICBM「火星15」の発射実験に成功したとする政府声明を発表した(共同)

 北朝鮮は29日午前3時18分ごろ、平壌近郊の平安南道平城付近から弾道ミサイル1発を発射した。約53分間、約1千キロ飛行した後、青森県西方約250キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)の可能性が高い。

 北朝鮮の朝鮮中央テレビは29日午後、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、新型のICBM「火星15」の発射実験に成功したとする政府声明を発表し、「国家核戦力完成」を宣言した。到達高度は過去最高の4475キロに達して950キロ飛行したとし、「米本土全域を攻撃できる」「超大型の重量級核弾頭を搭載可能」と主張した。

 通常より高い角度で打ち上げて飛距離を抑える「ロフテッド軌道」とみられ、通常軌道で発射された場合、米東海岸を含む米全土が射程に入るとの見方が出ている。

 北朝鮮による弾道ミサイル発射は北海道上空を通過して太平洋上に落下した9月15日以来。政府は北京の日本大使館を通じて北朝鮮に厳重に抗議した。小野寺五典防衛相はミサイルは「多段式の可能性がある」と述べた。

 安倍晋三首相は29日朝、官邸で記者団に「断じて容認できない」と述べ、強く非難した。その上で「いかなる挑発行為にも屈することなく、圧力を最大限まで高めていく」と強調した。

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