産経ニュース

北朝鮮が弾道ミサイルを発射、日本のEEZに着水か 日本列島越し発射から75日ぶり テロ支援国再指定に軍事的挑発で対抗

ニュース 国際

記事詳細

更新


北朝鮮が弾道ミサイルを発射、日本のEEZに着水か 日本列島越し発射から75日ぶり テロ支援国再指定に軍事的挑発で対抗

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮が29日未明、首都、平壌近郊の平安南道(ピョンアンナムド)平城(ピョンソン)付近から、弾道ミサイルを発射した。韓国軍合同参謀本部が同日、明らかにした。日本政府は、ミサイルは同日午前3時18分ごろ発射され、日本海上の日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下する可能性があると発表した。未明の発射は異例。日米韓当局がミサイルの種類を分析している。

 北朝鮮による弾道ミサイルの発射は、9月15日に中距離弾道ミサイル「火星12」を日本列島上空を通過する形で太平洋に向けて発射して以来、75日ぶり。

 トランプ米大統領が11月20日に北朝鮮のテロ支援国家再指定を発表したのに対抗し、新たな軍事的挑発で核・ミサイル開発を継続する意思を示した形だ。

 米韓当局は最近、北朝鮮のミサイル基地で追跡レーダーが稼働し、通信活動が急増したのを捕捉し、ミサイル発射を警戒していた。

 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は9月21日の声明で、北朝鮮の「完全破壊」に言及したトランプ氏の国会演説に反発し、「史上最高の超強硬対応措置」の検討に触れたが、2カ月以上の沈黙が続いていた。

 北朝鮮による9月3日の6回目の核実験を受け、国連安全保障理事会は同月11日にさらなる制裁決議を採択。金委員長は、工場などの視察を繰り返し宣伝させるなど、経済分野に注力する姿勢を見せていた。

関連トピックス

「ニュース」のランキング