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【大韓航空機爆破テロ30年(1)】金賢姫元工作員、「日本の母」のメッセージに涙 横田早紀江さん「めぐみちゃんを見ているよう」

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【大韓航空機爆破テロ30年(1)】
金賢姫元工作員、「日本の母」のメッセージに涙 横田早紀江さん「めぐみちゃんを見ているよう」

2010年7月、長野県軽井沢町で横田めぐみさんの両親と面会した金賢姫元工作員(左)。母、早紀江さんの手を握って話をした(政府拉致問題対策本部提供) 2010年7月、長野県軽井沢町で横田めぐみさんの両親と面会した金賢姫元工作員(左)。母、早紀江さんの手を握って話をした(政府拉致問題対策本部提供)

 「とてつもない数奇な運命の中で、本当につらいこと、苦しいことがたくさんあったと思います。どうかお元気で強くお過ごしいただきたいと祈っています」

 インタビューの最中、40年前に北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母、早紀江さん(81)から預かったメッセージを読み上げると、金賢姫元工作員のほおに涙がつたった。「本当にお母さんからメッセージが来たようで、とても涙が出ます」。涙が止まらず、うまく言葉にならない。

 日韓両政府の協力で横田夫妻ら拉致被害者家族と面会したのは2010年7月、長野県軽井沢町でのことだった。めぐみさんとはほぼ同世代。初対面の早紀江さんは「めぐみちゃんを見ているようだ」と話した。

 こうも語った。「金さんは苦難の道を歩いてこられたが、元気で生きている。めぐみちゃんも北朝鮮で元気で生きていて、きっと会える日がきます」。確信に満ちた“母親”の言葉。北朝鮮に残した自分の母と重なった。早紀江さんは、やさしく抱きしめてくれた。「お母さんみたいに…」

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