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【拉致40年 めぐみさんを救え(5)完】「日本の力で解決すると信じたい」

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【拉致40年 めぐみさんを救え(5)完】
「日本の力で解決すると信じたい」

めぐみさんの写真を背景に拉致問題の解決を訴える母・横田早紀江さん=18日、新潟市(村山雅弥撮影) めぐみさんの写真を背景に拉致問題の解決を訴える母・横田早紀江さん=18日、新潟市(村山雅弥撮影)

 「拉致はとんでもない行為だ。安倍(晋三)首相と力を合わせ、母国に戻れるように尽力したい」。東京・元赤坂の迎賓館で今月6日、横田めぐみさん(53)=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(81)ら家族会のメンバーと面会したトランプ米大統領はこう強調した。

 「熱心に話を聞いていただいた」「先へ進む布石になったと感じている」。家族の反応は良好だった。北朝鮮に核・ミサイル開発の即時停止を突きつける米大統領が拉致問題解決でも協力する決意を表明してくれたのだから、当然だろう。

 早紀江さんが面会した米大統領は、ジョージ・W・ブッシュ、オバマ両大統領に続き3人目だった。

 平成18年4月、米首都ワシントンを訪問中の早紀江さんらをホワイトハウスに招き、面会したブッシュ氏は「国の指導者が拉致を奨励するのは心がない」と金正日政権(当時)を公然と批判。その上で「(拉致問題解決への)働きかけを強めたい」と語りかけてくれた。家族は心強かった。

 ところがその後、北朝鮮側は核開発問題で態度を軟化させる。6カ国協議でも米朝の歩み寄りがみられ、米国務省はテロ支援国家から北朝鮮を除外した。拉致問題は置き去りにされた。落胆したあの苦い経験は家族らの胸に今も残る。

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