産経ニュース

【歴史戦】米サンフランシスコ市が22日にも慰安婦像受け入れ判断 市長は拒否権行使に否定的?

ニュース 国際

記事詳細

更新

【歴史戦】
米サンフランシスコ市が22日にも慰安婦像受け入れ判断 市長は拒否権行使に否定的?

セント・メリーズ公園展示スペースに設置された慰安婦像=9月22日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(中村将撮影) セント・メリーズ公園展示スペースに設置された慰安婦像=9月22日、米カリフォルニア州サンフランシスコ(中村将撮影)

 【ロサンゼルス=住井亨介】米カリフォルニア州サンフランシスコ市内に設置されている慰安婦像と碑文の民間からの寄贈をめぐり、同市が22日にも判断を示す見込みであることが16日、市議会当局への取材で分かった。エドウィン・M・リー市長の対応が注目されるが、過去の言動から決議への拒否権行使の可能性は低いとみられる。

 当局によると、14日に市議会が寄贈受け入れ決議案を可決。これを受けてリー市長が拒否権を行使する期限は、当初は24日とされていたが、米国は23日から感謝祭の休日に入るため前倒しされることになったという。

 碑文には、慰安婦を「性的に奴隷化された」とみなし「何十万もの女性と少女」が「戦時中の捕らわれの身のまま亡くなった」と刻まれており、サンフランシスコ市と姉妹都市である大阪市の吉村洋文市長が「不確かで一方的」と抗議している。

 リー氏は2012年1月にサンフランシスコ市長に就任し、現在2期目。中国出身の両親を持つ弁護士で、就任時には初のアジア系市長と話題になった。

 姉妹都市関係の解消に言及しつつ慎重な対応を求める吉村市長に対し、リー市長は「たとえ批判にさらされることがあろうとも、(選挙で選ばれた市長として)地域に応えていくことが私の責務」(吉村市長宛て10月2日付書簡)と寄贈受け入れに沿う考えを示しており、拒否権行使には否定的とみられる。

関連ニュース

「ニュース」のランキング