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朴槿恵前政権の情報機関トップ“粛清” 裏金事件で続々逮捕へ

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朴槿恵前政権の情報機関トップ“粛清” 裏金事件で続々逮捕へ

13日、ソウル中央地検に出頭した元駐日韓国大使の李丙●(=王へんに其)氏(聯合=共同) 13日、ソウル中央地検に出頭した元駐日韓国大使の李丙●(=王へんに其)氏(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の検察は14日、朴槿恵前政権当時に情報機関、国家情報院が大統領府に裏金を上納していた事件で、駐日大使や情報機関の国家情報院長を務めた李丙●(=王へんに其)氏を拘束した。また、元前国情院長の南在俊、李炳浩両氏の逮捕状を請求した。

 朴政権では南氏、李丙●(=王へんに其)氏、李炳浩氏が順に国情院長を務めており、前政権の情報機関トップ全員が逮捕という異例の事態となる。

 検察は13日から李丙●(=王へんに其)氏を出頭させ、前任の南氏から引き継ぎ大統領府への裏金提供を主導した疑いがあるとみて調べているもようだ。48時間の拘束期限内に逮捕状の請求を決める。

 事件では、前大統領の朴槿恵被告(収賄罪で公判中)の最側近だった李載晩元総務秘書官とアン・ボングン元国政広報秘書官の2人が収賄容疑で逮捕されている。国情院は朴政権発足の2013年から昨年7月まで、2人を通して総額約40億ウォン(約4億円)を大統領府に渡した疑いがある。

 李丙●(=王へんに其)氏は13年に駐日大使、14年に国情院長となり、15年には大統領秘書室長に就任し、同年12月の慰安婦問題をめぐる日韓合意で韓国側の重責を担った人物といわれる。

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