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文在寅大統領、李克強首相と会談 中韓の食い違いも露呈

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文(ムン)在寅(ジェイン)大統領は13日、マニラで中国の李克強首相と会談した。11日の習近平国家主席との会談に続くもので、韓国で本格的な関係修復に期待も高まっているが、早速、双方の発表に食い違いも表面化。文氏が中国の経済圏構想に支持を表明したと伝えられるなど、中国への傾斜と日米との足並みの乱れも懸念される。

 韓国メディアは13日、文氏が習氏と李氏と相次ぎ会談するのは「韓中関係の完全回復を宣言する象徴的意味が大きい」と強調した。

 習氏との会談についても韓国政府は「習氏が『よい始まり』だと評価し、和やかで虚心坦懐(たんかい)とした雰囲気だった」と説明し、関係修復を印象づけようとした。

 だが、中国の官営メディアは別の側面に力点を置いた。米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」配備問題で「習氏は中国の立場を繰り返し、韓国に責任ある態度を求めた」と報じた。THAADは「議題にならない」との韓国側の予想を裏切り、文氏は「中国を狙ったものではない」と改めて釈明を迫られたという。

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