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トランプ氏、比・越首脳と会談 南シナ海問題で強い姿勢打ち出さず

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トランプ氏、比・越首脳と会談 南シナ海問題で強い姿勢打ち出さず

ASEAN首脳会議前に言葉を交わすトランプ米大統領(左)とフィリピンのドゥテルテ大統領=13日、マニラ(AP) ASEAN首脳会議前に言葉を交わすトランプ米大統領(左)とフィリピンのドゥテルテ大統領=13日、マニラ(AP)

 【マニラ=黒瀬悦成】トランプ米大統領とフィリピンのドゥテルテ大統領は13日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合が行われているマニラで会談した。トランプ氏が12日にベトナムのハノイで行ったチャン・ダイ・クアン国家主席との会談では南シナ海の領有権問題が主要議題となったが、米比会談ではあまり取り上げられず、トランプ氏は歴訪中、この問題で中国に強い姿勢を打ち出さずじまいに終わりそうだ。

 米比首脳は11日、ベトナム中部ダナンで短時間接触したが、正式な会談は初めて。トランプ氏は冒頭、ドゥテルテ氏との関係について「素晴らしい」と強調。ドゥテルテ氏も米比は「重要な同盟だ」と述べ、オバマ前政権下で悪化した両国関係の修復への前向き姿勢を印象づけた。

 トランプ政権は、南シナ海問題の関係当事国であるベトナムとの首脳会談の共同声明で、南シナ海での「航行と上空通過の自由」の重要性を強調し、全ての関係国が人工島の軍事拠点化などをやめ、国際法に基づく平和的解決を目指すことを要請した。問題なのは、トランプ氏自身が問題を正確に把握しているのか懸念が浮上していることだ。

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