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ASEAN関連首脳会議開幕 北の核、南シナ海を協議

「不仲」が噂されたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領と握手するドナルド・トランプ米大統領。左はベトナムのグエン・スアン・フック首相=12日、フィリピン・マニラの文化センター(AP) 「不仲」が噂されたフィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領と握手するドナルド・トランプ米大統領。左はベトナムのグエン・スアン・フック首相=12日、フィリピン・マニラの文化センター(AP)

 【マニラ=吉村英輝】東南アジア諸国連合(ASEAN)の関連首脳会議が13日、フィリピンのマニラで開幕した。核・ミサイル開発を続ける北朝鮮への対応や南シナ海問題が焦点。ASEAN加盟10カ国の首脳は同日午前に討議し、北朝鮮による「大量破壊兵器の開発」などへ「深刻な懸念」を表明した議長声明をまとめる予定。午後には、日米中韓など域外国との首脳会議も開催する。

 議長国フィリピンのドゥテルテ大統領は開会式で、安倍晋三首相や米国のトランプ大統領らを前に、南部ミンダナオ島で発生したイスラム過激派との紛争に言及。創設50年の節目を迎えたASEANと域外国が、「地域の安定への脅威を話しあう良い機会だ」と議論を促した。

 産経新聞が入手したASEAN首脳会議の議長声明案では、北朝鮮による核や化学兵器の開発が「継続中」だとして、北朝鮮に国連安保理決議の順守を強く促した。

 一方、一部加盟国が中国と領有権で争う南シナ海問題について、声明案は「議長が提案する」と空白になっている。ドゥテルテ氏は、中国への配慮から、南シナ海情勢は「触れずにおくのがいい」との認識を示しており、中国への対立姿勢を崩さないベトナムなどと意見の一致をみるか注目される。

 また、東ティモールのASEAN加盟問題については、12月にインドネシアで開く事務レベル会合で継続協議するとしており、年内の判断は見送る方針だ。

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