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韓国、ベトナム戦虐殺に言及せず 文在寅大統領の姿勢後退

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韓国、ベトナム戦虐殺に言及せず 文在寅大統領の姿勢後退

11日、ベトナム中部ダナンで会談し、握手する韓国の文在寅大統領(左)とベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席(聯合=共同) 11日、ベトナム中部ダナンで会談し、握手する韓国の文在寅大統領(左)とベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席(聯合=共同)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は12日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)出席のため訪れたベトナム中部ダナンからフィリピンの首都マニラへ移動し、就任後初のベトナム訪問を終えた。韓国はベトナム戦争時に派兵した部隊が住民を多数虐殺した過去があるが、文氏はダナン滞在中、この問題に触れず、2国間の交流拡大の必要性を強調した。

 韓国では過去、金大中(キム・デジュン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)両元大統領がベトナム訪問時に派兵への「遺憾」を表明、李明博(イミョンバク)元大統領と朴槿恵(パククネ)前大統領は口にしなかった。文氏は過去の政権による人権侵害の解明を進めると表明しているが、他国での侵害に関しては革新系として姿勢を後退させた。

 韓国大統領府の説明では、11日のチャン・ダイ・クアン・ベトナム国家主席との会談で文氏は「両国は植民地支配の痛みを克服し、経済発展の道を歩んできたとの共通点がある」と述べた。(共同)

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