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トランプ氏、抽選による永住権制度の廃止を要求 NYテロ容疑者が利用

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トランプ氏、抽選による永住権制度の廃止を要求 NYテロ容疑者が利用

ドナルド・トランプ米大統領(AP) ドナルド・トランプ米大統領(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】トランプ米大統領は1日、ホワイトハウスで記者団に対し、東部ニューヨークで起きたテロを受け、移民に抽選で米国永住権(グリーンカード)を与える制度を「可能な限り早く廃止する」と表明し、議会に対して廃止に向けた作業を進めるよう要請した。

 トランプ氏はまた、実行犯として拘束されたサイフロ・サイポフ容疑者(29)をキューバのグアンタナモ米海軍基地内にあるテロ犯収容施設に送ることを検討していると述べた。

 さらに、テロ容疑者に対する現行の司法手続きは、時間がかかるなど「冗談でお笑い種だ」と切り捨て、より迅速で強力な司法体制を求めた。

 トランプ氏が廃止を求めた米国永住権の抽選制度は、米国への移民が少ない国の人を対象に、抽選で年間最大5万人に永住ビザを発行する。

 トランプ氏は、サイポフ容疑者も同制度を利用して永住権を獲得したとして、「テロリストがこの制度のせいで流入している」と指摘。移民が親族らを呼び寄せる「連鎖移民」にも反対を表明し、代わりに個人の能力や保有資産に応じて移民を認める制度を導入すべきだと主張した。

 一方、サンダース大統領報道官は同日、記者会見で、サイポフ容疑者の出身国であるウズベキスタンを入国規制の対象に加えることもあり得るとの考えを明らかにした。

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