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【カタルーニャ問題】プチデモン前州首相の選挙参加認める スペイン中央政府

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【カタルーニャ問題】
プチデモン前州首相の選挙参加認める スペイン中央政府

スペイン・カタルーニャ自治州の首相を解任された後、バルセロナで演説するプチデモン氏=28日(AP) スペイン・カタルーニャ自治州の首相を解任された後、バルセロナで演説するプチデモン氏=28日(AP)

 【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の自治権停止に伴い州首相を罷免されたプチデモン氏について、中央政府の報道官は28日、12月に行われる州議会選への参加を認める方針を示した。ロイター通信のインタビューで述べた。

 プチデモン氏は28日、同州の公共テレビで行った演説で、自身の罷免に強く抗議し、中央政府の直轄統治への「民主的な抵抗」を呼びかけた。報道官はこの発言に触れ、「選挙に参加すれば、民主的な抵抗になる」と述べた。

 一方で、プチデモン氏が罷免を認めなければ、「常識に基づいた措置をとる」と述べた。中央政府の統治を妨害した場合には、強硬措置も辞さない構えだ。反乱罪で有罪になると、最高で禁錮30年の刑罰が科される。

 プチデモン氏は演説で「民主主義社会では、首長を選び、辞めさせるのは議会だ」と発言した。「民主的な抵抗」の具体策については言及しなかった。演説は「州首相」の肩書で州政府のウェブサイトで公表された。罷免を認めない姿勢を示したとみられる。

 12月21日の州議会選は、中央政府のラホイ首相が今月27日に実施を発表した。中央政府の直轄統治の下で州議会選を行い、新政府を発足させた後に自治権を復活させる狙いとみられる。

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