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【「帝国の慰安婦」問題】1審判決を破棄 ソウル高裁、逆転有罪判決

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【「帝国の慰安婦」問題】
1審判決を破棄 ソウル高裁、逆転有罪判決

27日、ソウル高裁で有罪判決を受け、報道陣に上告を表明する朴裕河・世宗大教授(共同) 27日、ソウル高裁で有罪判決を受け、報道陣に上告を表明する朴裕河・世宗大教授(共同)

 【ソウル=名村隆寛】慰安婦問題に関する韓国の著書「帝国の慰安婦」で、元慰安婦らの名誉を傷つけたとして名誉毀損(きそん)の罪に問われ、一審で無罪判決を受けた朴(パク)裕河(ユハ)・世宗大教授の控訴審の判決公判が27日、ソウル高裁で開かれ、高裁は1審判決を破棄し、罰金1千万ウォン(約100万円)=求刑・懲役3年=の逆転有罪判決を言い渡した。

 高裁は判決理由で、「著書では個々の慰安婦を指してはいないが、集団としての慰安婦を指すことはその中の個別の人物を指すことになり、名誉毀損に当たる」とした。また、「著書に歪曲(わいきよく)があったとみるべき」と判断した。

 朴氏の著書は韓国で2013年に出版されたが、元慰安婦の女性らが14年6月、日本軍と「同志的関係にもあった」などとの表現が名誉毀損に当たるとして朴氏を刑事告訴し、検察が15年11月に在宅起訴した。

 1月の1審判決でソウル東部地裁は、「著書では個々の人(元慰安婦)を特定せず、集団を記しただけであり、元慰安婦らの名誉を毀損する意図は認められない」などとし、無罪を言い渡した。検察は控訴し、先月末に一審同様、懲役3年を求刑していた。

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