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【北朝鮮拉致】佐渡島で北の工作活動を検証 特定失踪者問題調査会

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【北朝鮮拉致】
佐渡島で北の工作活動を検証 特定失踪者問題調査会

佐渡島で北朝鮮の工作員の密出入国ポイントだったとされる海岸線の岩場を調査する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(右)と拉致被害者家族会の増元照明さん=20日午前、新潟県佐渡市 佐渡島で北朝鮮の工作員の密出入国ポイントだったとされる海岸線の岩場を調査する特定失踪者問題調査会の荒木和博代表(右)と拉致被害者家族会の増元照明さん=20日午前、新潟県佐渡市

 北朝鮮による拉致問題を調べている「特定失踪者問題調査会」は20日、昭和53年に曽我ひとみさん(58)が拉致されるなど、工作活動の重要拠点だったとされる佐渡島(新潟県佐渡市)で特別検証を行った。

 同会は平成24年、曽我さんと母のミヨシさん(85)=拉致当時(46)=の拉致現場を検証。今回は同市の協力も得て、密出入国ポイントで工作員とみられる人物が摘発されたことがある海岸の岩場など、島内を調査した。

 同会の荒木和博代表は、人目につかず上陸しやすい岩場などは潜入に好都合とする一方、閉鎖空間の島で単独や少数の活動は困難だと指摘。「協力者がかなり浸透していたはず。全容の精査は今後の工作を抑止する意味で重要」と強調した。

 昭和49年に同島で行方不明になった大沢孝司さん=失踪当時(27)=の失踪現場も調査。兄で特定失踪者家族会会長の昭一さん(81)は「一刻も早い被害者救出と事件の解明をお願いしたい」と訴えた。

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