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【ノーベル賞】「35年以上にわたり文学界に貢献」 イシグロ氏受賞、駐日英国大使らが称賛

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【ノーベル賞】
「35年以上にわたり文学界に貢献」 イシグロ氏受賞、駐日英国大使らが称賛

ポール・マデン駐日英国大使(英大使館提供) ポール・マデン駐日英国大使(英大使館提供)

 長崎生まれの英国人作家、カズオ・イシグロ氏が先週、ノーベル文学賞受賞を決めたことについて、日本国内外から称賛の声が相次いでいる。(外信部 黒沢潤)

 駐日英国大使のポール・マデン氏は13日までに産経新聞の取材に対し、「(受賞は)35年以上にわたり、文学界へ大きく貢献された日本生まれの英国の偉大な作家が受けるに値する栄誉で、素晴らしいことです。心よりお祝い申し上げます」と述べた。

 また、1986~88年の駐英日本大使館勤務時代、イシグロ氏とレセプション会場で会話したことがあるという吉川元偉前国連大使=現・国際基督教大学(ICU)特別招聘教授=は、「日本語で話してもいいですか?」とイシグロ氏に近づいて質問した際、「『子供の日本語』ですから英語で話しましょう」と言われたとのエピソードを明かすとともに、「外国語として学んだ英語で小説を書いた。彼の偉大さの1つだ」とたたえた。

 吉川氏とも交流があり、日本国内外で生物学者などとして活躍する福岡伸一氏は村上春樹氏より早くイシグロ氏が文学賞を取るかもしれないと予想していた。吉川氏によれば、福岡氏はイシグロ氏の受賞について「ひそかに快哉(かっさい)を叫びました」と話したという。

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