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【北朝鮮拉致】局面打開に期待も「ゴールではない」 拉致被害者家族、トランプ大統領と面会へ

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【北朝鮮拉致】
局面打開に期待も「ゴールではない」 拉致被害者家族、トランプ大統領と面会へ

記者の囲み取材に応じる家族会の(左から)飯塚繁代表、横田早紀江さん、増元照明さん=2015年7月9日午後、東京都千代田区の内閣府(川口良介撮影) 記者の囲み取材に応じる家族会の(左から)飯塚繁代表、横田早紀江さん、増元照明さん=2015年7月9日午後、東京都千代田区の内閣府(川口良介撮影)

 実際に家族会は過去、ブッシュ元大統領やオバマ前大統領と面会したが、拉致問題は進展しなかった。9月、超党派拉致議連や救う会と訪米しトランプ政権側近らと面会しためぐみさんの弟、拓也さん(49)も「面会はゴールではない」と“その先”の重要性を語る。

 一方、拓也さんらの懸命な訴えはトランプ氏の国連演説につながった。「北朝鮮は日本の動きを注視している。日米の絆は拉致解決に向けた鍵の一つ。日本政府はこの武器を生かして動きを加速してほしい」

 救う会の西岡力会長は、「トランプ氏が家族と面会すれば核、ミサイルとともに拉致問題解決の重要性を伝える強力なメッセージになる」と指摘。日米連携の重要な局面だと分析する。

 「一緒に闘ってきた家族全員でお会いしたい」。松木薫さん(64)=同(26)=の姉、斉藤文代さん(72)は「トランプ氏がどのような人物で何を語るか。皆と一緒に見届けたい」と願いを語った。

 増元るみ子さん(63)=同(24)=の弟、照明さん(62)は「面会が実現したら世界的ニュースとして伝わってほしい。北への強いメッセージになる。拉致被害者の安全を願う思いとともに、いかに奪還するか具体的な考えを聞きたい」と話した。

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