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【矢板明夫の中国点描】日本語学習者の受難は続く シャオミ騒動から見えた日中関係の現在

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【矢板明夫の中国点描】
日本語学習者の受難は続く シャオミ騒動から見えた日中関係の現在

シャオミ(小米科技)の雷軍CEO=2016年9月(ロイター) シャオミ(小米科技)の雷軍CEO=2016年9月(ロイター)

 「英語やアラビア語を勉強している学生は歓迎するが、日本語専攻の人はお帰りいただきたい」

 9月22日、中部河南省の鄭州大学で行われた就職説明会で、格安スマホで知られる通信機器メーカー、シャオミ(小米科技)のイノベーション部門の責任者がこう言い放った。

 この責任者は続いて「日本語専攻なら“映画産業”にでも就職すれば?」とも。この場合の「映画産業」は日本製が出回る「アダルトビデオ」を指すことが明らかだ。会場の学生数百人が一斉にゲラゲラ笑い出したという。

 笑っていられないのは、露骨に侮蔑された日本語専攻の学生だ。説明会を退席した女子学生が、問題発言の詳細をシャオミの雷軍・最高経営責任者(CEO)への公開書簡として、インターネット上で暴露した。

 女子学生は「私と同級生は大変な屈辱を感じました」として、雷氏の謝罪を要求。さらに他の日本語専攻の学生らも加勢し、「シャオミのスマホ排斥運動」の呼びかけまで登場する騒ぎとなった。

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