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【北朝鮮情勢】北、米戦略爆撃機に全く対応できず 事後に航空部隊を配備…ずさんな防空体制を露呈

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【北朝鮮情勢】
北、米戦略爆撃機に全く対応できず 事後に航空部隊を配備…ずさんな防空体制を露呈

米空軍のB1戦略爆撃機=9月18日(韓国国防省提供=AP) 米空軍のB1戦略爆撃機=9月18日(韓国国防省提供=AP)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮東方沖を飛行した米軍のB1戦略爆撃機に対し、北朝鮮が全く対応措置を取っていなかったことが分かった。韓国の情報機関、国家情報院が26日、国会に報告した。飛行自体に気づかなかった可能性が高く、北朝鮮の脆弱(ぜいじゃく)な防空体制が浮き彫りになった。

 米国防総省などによると、グアムに配備されている2機のB1と、F15戦闘機が23日深夜から24日未明にかけ、北朝鮮東方の国際空域を海の南北境界線である北方限界線(NLL)の北側まで飛行。同省は今世紀に入って最も北側まで進入したと強調していた。

 国情院から報告を受けた韓国議員によると、北朝鮮はこの飛行にいかなる反応も示さなかったという。議員は「夜中であり、全く予想もできず、措置が取れなかったようだ」と説明。米軍は「気づいていないようなので、B1の航路を公開した」と韓国側に伝えた。

 北朝鮮は飛行判明後になって、西方の航空部隊を東海岸に移動させたり、哨戒飛行を実施したりするなど、防空態勢を強化した。中国やロシアにも飛行の事実確認を行ったとされる。

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