産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


「老台北」「愛日家」蔡焜燦氏を偲ぶ会

23日、台北郊外で開かれた蔡焜燦氏を偲ぶ会(田中靖人撮影) 23日、台北郊外で開かれた蔡焜燦氏を偲ぶ会(田中靖人撮影)

 【新北=田中靖人】「老台北」「愛日家」として知られ7月17日に死去した蔡焜燦(さい・こんさん)氏を「しのぶ会」が23日、台北郊外の新北市で開かれ、日台の関係者約120人が蔡氏との別れを惜しんだ。

 「しのぶ会」は蔡氏が2008年から代表を務めた短歌同好会「台湾歌壇」が主催し、蔡氏の遺族も出席。蔡英文総統が民主進歩党の主席名義で花を寄せた。

 台湾歌壇の北島徹事務局長は「蔡焜燦氏ほど人との出会いを大切にする方はいなかった」と人柄を振り返った。政治団体「台湾独立建国連盟」の陳南天主席は「蔡氏は日本人としても台湾人としても誇りを持っていた」と弔辞を述べた。

 会合では、蔡氏が戦前の愛国歌を歌う映像や蔡氏が「自分が死んだら歌ってほしい」と言い残したという「島原の子守唄」が流された。参列者はスクリーンに映し出された蔡氏の遺影に献花をし、「仰げば尊し」を斉唱して故人をしのんだ。

「ニュース」のランキング