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米軍機訓練で代替地選定へ 馬毛島の買収難航 九州、四国の空港が軸 防衛省

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米軍機訓練で代替地選定へ 馬毛島の買収難航 九州、四国の空港が軸 防衛省

 防衛省は岩国からの距離が硫黄島よりも3分の1以下の馬毛島をFCLP移転先に絞り込み、平成23年から買収交渉を本格化。土地の大半を所有する都内の開発会社が賃貸契約を求め、安定運用には即時売却が不可欠とする防衛省と折り合わず、交渉は停滞した。

 昨年になり開発会社が即時売却に応じる姿勢に転じ、防衛省は買収額として数十億円を提示したが、開発会社はそれを相当上回る額を要求している。防衛省は妥結は困難との見方を強め、代替候補地の選定を進めることが得策と判断し、滑走路建設が不要な既存の民間空港を中心に選ぶ。

 米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転は日米両国間で10年にわたり懸案となってきた。北朝鮮への抑止力と対処力として艦載機の重要性が増す中、馬毛島(鹿児島県西之表市)移転に固執し、これ以上停滞させることは許されないとの危機感から代替候補地の選定に乗り出す。

 朝鮮半島情勢の緊迫化を受け、米軍横須賀基地(神奈川県)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンは今月8日、警戒監視のため横須賀を出港し、北朝鮮を牽制(けんせい)。5日には米韓両国が米空母を朝鮮半島周辺に定期的に展開させる方針を確認している。

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