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米軍機訓練で代替地選定へ 馬毛島の買収難航 九州、四国の空港が軸 防衛省

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米軍機訓練で代替地選定へ 馬毛島の買収難航 九州、四国の空港が軸 防衛省

 防衛省が米軍空母艦載機の陸上離着陸訓練(FCLP)の移転先と位置づけてきた馬毛(まげ)島(鹿児島県西之表=にしのおもて=市)に代わる候補地を選定することが16日、分かった。島の大半を所有する開発会社との用地買収交渉が暗礁に乗り上げ、買収断念に追い込まれる恐れが強まっているためだ。艦載機は米軍厚木基地(神奈川県)から岩国基地(山口県)に移駐するため代替候補地は九州か四国が軸で、適地が見つかり次第、馬毛島の買収交渉は打ち切る。

 FCLPは空母艦載機が陸地の滑走路を空母の甲板に見立てて離着陸する訓練で、パイロットの空母着艦資格の取得や技量向上に欠かせない。昭和57年から厚木で行われていたが、騒音の深刻化で代替施設が確保されるまでの暫定措置として平成3年から硫黄島(東京都)で実施されてきた。

 在日米軍再編に伴い、横須賀基地(神奈川県)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンの艦載機は今年8月、厚木から岩国に拠点を移し始め、早期警戒機E2Dが岩国に移駐。FA18戦闘攻撃機や電子戦機も11月以降に移り、来年5月までに計61機の岩国移駐が完了する。

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