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米外交官襲った聴覚障害 キューバのカストロ議長自ら関与否定

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米外交官襲った聴覚障害 キューバのカストロ議長自ら関与否定

キューバのカストロ国家評議会議長 キューバのカストロ国家評議会議長

 AP通信によると、キューバ駐在の米外交官らが昨年秋以降に聴覚障害などを訴えた問題で、キューバのカストロ国家評議会議長自らが米大使館幹部を呼び、キューバ側の関与を否定するとともに重大な懸念を表明していたことが15日、分かった。2015年の国交回復まで米国と長年、敵対関係にあったキューバの首脳としては異例の対応。

 カストロ氏は米大使館のディロレンティス前臨時代理大使に自らも当惑しており、懸念していると表明。米連邦捜査局(FBI)にハバナに来て捜査してもらってもいいとまで提案したという。

 キューバ側としては、カストロ氏自らが対応することで潔白をアピールし、米との関係悪化を避ける狙いがあったとみられる。米政府もキューバ側の対応に驚きを示したという。

 障害を訴えた米外交官は21人に上り、軽度の脳損傷や中枢神経系の損傷もみられるという。音響兵器の使用が疑われているが、原因は不明。(共同)

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